MPFLとは?

topimg02私たち日本人は、テレビ・ゲーム・パソコンなど、動くものに囲まれて生活をしています。そして、“テレビを観る”“ゲームをする”“インターネットをする”など、動くもの―自分自身の外側に対してばかり、意識を集中させることが多くなっています。
その結果私たちは、本来のからだやこころ、自分自身を見失い、蔑ろにしてしまいがちです。自分自身を愛おしみ大切にするようになるためには、私たち自身の内側に心を向ける必要があります。

MPFL(Mindfulness Practice For Life)とは
セルフケアとして、マインドフルネスの考えを日常に活かす為の実践法です。
“こころとからだの声に耳を傾け、今この瞬間を活き活きと生きていくための智慧を”実践を通して学びます。
MBCT(マインドフルネス認知療法) やMBSR(マインドフルネスストレス低減法)をベースとしたマインドフルネス瞑想とマインドフルネスの考えを取り入れたマインドフルネス・ヨーガをおこないます。

マインドフルネスとは
今、この瞬間に意識を集中し。様々なことにとらわれることなくありのままの自分を感じることです。

このマインドフルネスは、現在では様々な心理療法に取り入れられ、「認知行動療法の第三の波」として、医療・心理療法などの専門分野で世界的に注目を集めています。
日本では、2012年MBSR(マインドフルネスストレス低減法)の創設者ジョン・カバットジン博士が来日したことをきったけに様々な書籍が発売され、ヨーガの世界にもその拡がりをみせています。また、最近では企業の研修プログラムとしても注目を集めています。

マインドフルネスとは、いろいろな悩みは欲望や感情や思いにとらわれることに原因があるという仏教思想や心理療法の考え方に基づき、今ここの身体感覚に注意を集中し、さまざまな欲望、感情、思いと距離をとり、それらに引きずられないようにすることです。

最後に、私が所属する日本マインドフルネス学会設立趣旨を紹介します。
マインドフルネスを、“今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、 評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること” と定義する。
なお、“観る”は、見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる、さらにそれらによって生じる心の働きをも観る、という意味である。

Mindfulness&Yoga Network主宰
山口 伊久子
日本マインドフルネス学会理事/事務局長
心理カウンセラー(産業カウンセラー)

注)1
「マインドフルネス」であり、もとはパーリ語の「サティ」を英訳した言葉です。
英語では「注意する」「気をつける」という意味で、漢語では「念」、日本語では「気づき」と訳されます。
注)2
マインドフルネス・ストレス低減法(Mindfulness-Based Stress Reduction: MBSR)
ジョン.カバットジン博士が開発した8つのプログラムからなるストレス対処法。
1979年、マサチューセッツ大学医学部に創設された「ストレス低減クリニック」(現:医療・ヘルスケア・社会のためのマインドフルネス・センター)にて、当社慢性疼痛に悩む患者を対象に実施され、その効果について科学的に効果が実証されています。
現在では、世界各地の病院やクリニックで様々な疾患(ガン・リウマチ性疾患・摂食障害など)を持った患者にも適応されています。また、医学教育・刑務所・社会教育の分野においても活用され効果を得ています。
※詳しくは、http://mindfulness-forum.com/mbsr.htmlをご覧下さい。
注)3
マインドフルネス認知療法(Mindfulness-Based Cognitive Therapy: MBCT)
Z.V.シーガル、JMGウィリアム、JD.ティーズデールによって開発されたMBSRと認知療法を組み合わせたプログラムでうつ病の再発予防についての効果が実証されています。